体外受精の治療オプション
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体外受精の治療オプション
採卵日になりました
手術場に入って
まず麻酔がかかります
寝ている間に採卵が終わるので痛みに弱い人
卵の数が多い人にお奨めです
卵の数がそれほど多くない人にお奨めです
局所麻酔の時に注射のような痛みがあります
意識は通常通りあります
一番簡単な麻酔です
卵の数が1~3個の人には良いでしょう
採卵が終了しました
採卵前の超音波で大体の採卵個数が判りますが
実際の採卵数は取ってみるまで判りません
個数によってその後の処理に必要な料金が変わります。
その日の午後に
採卵した卵を受精させます
精子に問題がある
高齢であるなどの人は顕微授精をお奨めします
すべて媒精ではなく、半分を顕微授精、はんぶんを媒精などとして
なるべく全ての卵を受精させます
受精に問題ないと思われる方
顕微授精をご希望でない方はこの方法で受精させます
未成熟卵があった場合
未熟卵の場合、その日のうちに受精処理を完了することができません
1日ほど未熟卵培養してから受精させる必要があります
これはほかに成熟卵が少なかった方にのみ行う処理です
多くの方には必要ありません
受精しなかった卵があった場合
媒精によって受精が確認できなかった卵はそのままでは死んでしまいます
そのような卵を確実に受精させるために行う作業です
これはほかに受精を確認された卵が少ない方に行う作業です
多くの方には必要ありません
これらの作業の後
培養を継続します
採卵後3日後に初期胚を
凍結します
当院ではより確実な妊娠を目指しているため
胚盤胞凍結を目指しております
そのためごく少数の卵に初期胚凍結を行います
もっと成長がよさそうな卵が
あった場合、胚盤胞まで培養を続けます
長期培養の結果
妊娠の可能性の高い胚盤胞が
確保できました
妊娠の可能性が高い卵です
着床できそうな卵をすべて凍結します
患者様によって何個凍結できるかは
培養の結果次第です
内膜厚が十分ある方
OHSSの心配のない方は
採卵後3日後に移植をする場合があります
妊娠判定までの期間が短い移植法です
最近に凍結技術の進歩により
凍結融解胚移植の方が妊娠成績が良くなっております
当院では凍結後の移植をお奨めしております
凍結融解胚移植
ホルモンによって子宮内膜を整えて移植する方法です
高い移植成績により
当院ではこちらをお奨めします
もっと内膜に着床しやすいようにします
融かした卵の殻を移植前に切開を入れます
これにより卵はより孵化しやすくなります