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札幌市、不妊治療助成を拡充 第2子以降、出産ごとに最大6回
札幌市は3日、体外受精などの国の特定不妊治療費助成制度に関連し、2016年度中に第2子以降の治療に対し独自の拡充策を設ける方針を固めた。国の制度は助成回数が通算6回だが、市は第2子以降、1人の出産につき最大6回の助成を1回当たり、15万円を上限に受けられるようにする。政令指定都市と中核市以外の不妊治療対策を担う道と、旭川市も4月から、札幌市と同様の助成拡充策を導入する。道内で残る函館市は16年度の実施を見送る方針。
不妊に悩む夫婦の経済的負担を軽減し、少子化対策につなげる狙い。同様の治療費助成の拡充は全国の政令指定都市で初めて。札幌市は「4月開始は難しいが、できるだけ早く実施体制を整えたい」と話している。
札幌市などの拡充策は第2子以降の体外受精、顕微授精、男性の不妊治療に適用。国の6回の助成(初回30万円、2回目以降15万円など)を使い切った夫婦が対象で、1回の出産につき、妻の年齢が39歳以下の場合は最大6回、40~42歳は同じく3回まで助成する。
出典:北海道新聞